「か弱い女性キャラなのに、肩幅が広いかも」
「顔を見て欲しいのに、足など余計な所が目立つ」
写真を参考にしたイラスト等で、良くある現象だと思います。

これを解消するのに「肩幅を小さく」「顔を大きく」描きなおそうとすると、難易度が高くバランスが崩れ易い。
清書している時の大手術は、作業のモチベーションも下がります。

もっと簡単かつ効果的な手法として、手足のボリューム調整を紹介します。
考え方のポイントは、
　①小さく見せたい→　周囲のモノを大きくする
　②目立たせたい→　他の目立つモノを小さくする
ある程度の作業が進んでいる状況でも、身体の末端であれば変更対応がし易い点も重要です。

この例では遠近パースに合致したこともあり自然な印象に調整できたかと思います。
（足を目立たせたい等、特別な意図がある場合は別の話です）